近年日本に甚大な被害をもたらす台風や大雨といった自然災害。
こういった警報級の災害に備えるために自宅を新築の時以上に災害に強い家に改良するリノベーションを検討されている方も多いですよね。
そこで本記事ではそんな災害に備えるために行うべきリノベーションにはどのようなものがあるのかを紹介していきます!
大雨や台風の水害で自宅に起こる被害は何?
まずは大雨や台風といった水害に見舞われた場合に自宅に起きてしまう可能性がある被害にはどのようなものがあるのかを紹介していきます!
床下浸水&床上浸水
まずは多くの方が真っ先に思いつくであろう浸水被害です。
これは浸水が床上まで及ぶか否かで「床下浸水」と「床上浸水」に分けられます。
浸水が床上にまで及ぶ「床上浸水」の場合必然的に建物の基礎や根幹部分への被害額は「床下浸水」よりも大きなものとなり一般的には被害額は約7倍にも及ぶとされています!
電気系統の損傷被害
上記の浸水により電気機器の内部に水が入りこんだり電気の配線が損傷したりすることがあります。
これだけでも痛い被害ですがさらにこの状態で通電した際に漏電やショートが起こることで火災に発展してしまうことがあります。
これは「通電火災」と言われ電気機器のスイッチのオン・オフの操作をしなくても浸水時に停電から普及するタイミングで知らないうちに火災が起きてしまうという恐ろしい現象なのです。
このように浸水の2次被害として電気系統の損傷による火災が原因の建物損傷にも注意が必要です。
大雨に台風 警報級の災害に備えるためにやるべきリノベーション
このように最悪の場合火災にまで発展する恐れのある大雨や台風被害。
こういった災害に備えるために行うべきリノベーションにはどのようなものがあるのでしょうか?
以下紹介していきます。
雨風の侵入を防ぐためのリノベーション
雨風は主に窓や扉など建物の開口部から侵入します。
したがって台風や大雨の被害から自宅を守るには窓や扉を保護するのが最適で最短そして費用も抑えられる基本的な改修方法といえます。
雨戸・シャッターさらには止水パネルのとりつけ設置などが具体例として挙げられます。
家そのものを防水壁でコーティングするリノベーション!
上述の建物の開口部分を補強するリノベーションはもちろん家そのものを防水壁でコーティングするリノベーションもより強力で効果的です。
既存の塀や屋上を防水性の高い塗料でコーティングすると同時に色も思い切って塗り替えたイメチェンするといったリノベーションも面白いかもしれませんね。
「大雨に台風 警報級の災害に備えるためにやるべきリノベーションは何?」まとめ
以上「大雨に台風 警報級の災害に備えるためにやるべきリノベーションは何?」でした。
一旦住宅が水害に遭ってしまうと最悪の場合被害を受けるのは住まいという「ハコ」だけではありません。
多額の修繕費をかけても取り戻せない家財道具や思い出の品などを含め完全に元の生活へと再建するのは不可能ともなることも十二分に考えられます。
近年日本各地で発生するのが当たり前になりつつあり大雨・台風被害。
お金に余裕がある方は是非最悪なことが起きてしまう前に取り組むべき課題といえるのではないでしょうか。
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