エアコンの効き目をよくする断熱リフォームは2種類!種類ごとの費用やメリットデメリットは?

実家のリフォームに関する基礎知識

エアコンの効き目をよくするリフォームとしておすすめの断熱リフォーム。

そんな断熱リフォームには家の外側から施工する「外断熱工法」と、内側から施工する「内断熱工法」の2種類があります。

本記事ではそれぞれの断熱リフォームの費用目安とともにメリットとデメリットを紹介していきます!

エアコンの効き目をよくする断熱リフォーム・・・外断熱工法

外断熱工法は建物全体を断熱材で包み込むようにしながら構造材の外側に断熱材を貼り付けていく工法です。
断熱材のとぎれがない分高い断熱効果が期待できます。

外断熱工法のメリット&デメリットまとめ

室内側の柱と柱の間などに断熱材を敷き詰める必要がないため室内空間を広く取れるという点がメリットです。

一方で内断熱工法と比較するとどうしても工事費用が高くなることと工期が長くなることなどがデメリットとして挙げられます。

外断熱工法の費用目安はどれくらい?

外断熱工法の費用は1㎡あたり5,000~6,000円程度が相場とされています。
(このほかに足場代や養生費用が加算されます。)

また建物全体を断熱材で包み込む工事内容のため延べ床面積が広い建物や高さのある建物ほど費用がかかります。

外断熱工法の工期はどれくらい?

外断熱工法の一般的な工事内容は足場を組んで建物を覆って既存の外壁の上から断熱効果のある素材を張りその上から塗装をしていくというものです。

そして簡易的な断熱工事の場合は断熱素材を張らずに断熱効果の高い塗料を塗れば完了です。

工期は塗装だけの場合は2~3週間前後。
断熱材を張って塗装を行う場合は1~2か月かかることもあります。

また大きい建物の場合はこの目安工期より長めにみておきましょう!

エアコンの効き目をよくする断熱リフォーム・・・内断熱工法

内断熱工法は壁や柱、床の内側などの空間になっている部分に断熱材を詰めて断熱効果を高めるリフォーム工法です。

内断熱工法のメリット&デメリットまとめ

内断熱工法のメリットとしては➀外壁の厚みを変えずに断熱できること➁外断熱工法に比べて低予算で施工できることが挙げられます。

その反面外断熱工法よりも気密性が低い分断熱性が弱くなる可能性があることがデメリットとして挙げられます。
(また施工の仕方によってはすき間ができてしまい冬に結露が発生しやすくなることもデメリットといえるでしょう。)

内断熱工法の費用目安はどれくらい?

内断熱工法の費用目安は1㎡あたり3,000~4,000円程度が相場とされています。
(このほか、天井や床、壁の撤去費用や張り替え費用などが加算されます。)

内断熱工法の工期はどれくらい?

内断熱工法はまず断熱工事を行いたい部分の壁や床を剥がしそこへ断熱材を入れて改めて床・壁・天井を張り直すというものです。

工期としては1箇所あたり約10日ほどが目安とされています。
外断熱工法と同様に広い住宅ほど工期は長くなります。

「エアコンの効き目をよくする断熱リフォームは2種類!種類ごとの費用やメリットデメリットは?」まとめ

以上「エアコンの効き目をよくする断熱リフォームは2種類!種類ごとの費用やメリットデメリットは?」でした。

エアコンの効き目を劇的によくする断熱リフォームの外断熱工法と内断熱工法・・・どちらを選ぶかは信頼のおける業者としっかり打ち合わせをしたうえで決める必要がありそうですね。