ここ最近テレビやネットニュースなどで目にすることも多いリフォームに関するトラブル相談。
果たしてその件数は1年でどれくらいなのか?そしてその中で一番多い相談内容は何なのか?
以下「リフォームの相談件数はどれくらい?一番多いクレーム相談内容は何?」としてまとめていきたいと思います。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターの『住宅相談統計年報』
一体どんな内容のリフォームに関するクレーム相談がどれくらい寄せられているのか?
それを調べるのにおすすめの資料がリフォーム相談の相談窓口の1つでもある住宅リフォーム・紛争処理支援センターの発行する『住宅相談統計年報』です。
年度ごとにどんな内容の相談件数がどれくらい寄せられたのかということに関しての統計が掲載されています。
リフォームに関するクレーム相談は年単位でどれくらい?
ではリフォームに関するトラブルクレーム相談は年単位でどれくらいの件数が寄せられているのでしょうか?
直近の『住宅相談統計年報2022』に掲載されている2021年度のデーターをみてみましょう!
はじめて住宅リフォーム・紛争処理支援センターにリフォームに関する相談を行った新規相談件数は1万1046件!(このうちリフォームに関してのトラブル件数は7478件!)
リフォーム新規相談件数の実に7割近くがトラブルに関してのクレーム相談なのです。
(※引用元 新建ハウジングHPより・・・https://www.s-housing.jp/archives/287312)
リフォームに関するクレーム相談で一番多い相談内容は何?
ではそんなリフォームに関してのトラブル相談の中で一番多い相談内容は何なのでしょうか?
その答えは雨漏り・ひび割れに関するものです。
その相談件数は実に4701件。
リフォームに関するトラブル件数の約65%を占めるという結果が出ています。
「リフォームのトラブル相談件数はどれくらい?一番多いクレーム相談内容は何?」まとめ
以上「リフォームのトラブル相談件数はどれくらい?一番多いクレーム相談内容は何?」でした。
まとめると直近のデーターでは1年で約7500件ほど。そしてその約65%が雨漏り・ひび割れに関するものということになります。
ちなみにこれはあくまで新規相談件数についてまとめたもの。これに新規以外の2回目以降の利用者の相談件数が加わるとその数はもっと増えることになります。