実家のリフォームにかかる費用内訳(材料代や人件費その他)と抑えるポイントは?

実家のリフォームに関する基礎知識

リフォームにかかる費用には材料代や人件費を含むリフォーム工事費用のほかにもいろいろと発生します。

そこで以下「実家のリフォームにかかる費用内訳(材料代や人件費その他)と抑えるポイントは?」としてリフォームにかかる具体的な費用内訳をまとめていきたいと思います。

リフォーム工事本体費用以外にかかる費用

冒頭でもお話ししましたがリフォームにかかる費用にはリフォーム工事本体費用のほかにもいろいろな知られざる諸費用がかかります。

では一体どのような諸経費が費用として発生するのでしょうか?
以下紹介します。

建築確認申請手数料

大規模なリフォーム工事の場合には自治体あるいは民間の指定確認検査機関による「建築確認」が必要となります。
(※具体的には床面積が10m²を超える場合のリフォーム(ただし、準防火・防火地域だと面積に関わらず確認申請が必要になります。))

この建築確認には申請の際に手数料が発生します。

リフォーム契約にかかる印紙代

工事の契約書である「工事請負契約書」には印紙税という税金がかかります。

リフォーム工事はほとんどのケースが数万円から1000万円までの予算規模なので金額としてはそれほど大きなものとはならないでしょう。

ちなみに工事請負契約の場合印紙代はその契約金額により以下のように課税されることになります。

1万円未満(※)・・・非課税

100万円以下・・・200円

100万円を超え200万円以下・・・400円

200万円を超え300万円以下・・・1千円

300万円を超え500万円以下・・・2千円

500万円を超え1千万円以下・・・1万円

リフォームにかかる設計費

規模の大きなリフォーム工事やリノベーション工事などでは、施行会社に対してプランニングや図面作成などを依頼することになります。

この際には設計費が別途発生します。
設計費は会社によって異なるものの一般的な相場としては総工事費の10~20%が相場となっています。

その他

これら以外に発生する費用としてリフォーム内容が一時的に生活拠点を移さなければならないものであるときは引っ越し代や仮住まい先での賃料などが必要となります。

またリフォームに工事車両が必要となる場合は駐車代が発生する可能性もあります。

リフォーム費用をお得に抑えるポイント

このようにリフォームにかかる費用は多岐にわたっています。

ではそんなリフォームにかかる費用をお得に抑えるポイントはなんなのでしょうか?

以下紹介していきます。

設備のグレードを落とす!

設備に関して最新のグレードの高いこだわると費用が高額になりやすい傾向があります。

本当にその性能が必要なのかどうかをよく検討し落とせるものはグレードを落とすことでコストカットが期待できます。

できるだけまとめてリフォームする!

例えば屋根と外壁のリフォームは足場をかけて行う工事です。

仮に屋根と外壁を別々でリフォームしてしまうと足場工事を2回行うことになり結果としてより費用がかさんでしまいます。

関連した設備をまとめてリフォームしてしまった方が効率的です。

補助金や減税制度を活用する!

以前別記事でまとめましたがリフォームには各種の減税制度や補助金制度があります。

これらを有効活用することでかなりのコストカットが期待できます。

「実家のリフォームにかかる費用内訳(材料代や人件費その他)と抑えるポイントは?」まとめ

以上「実家のリフォームにかかる費用内訳(材料代や人件費その他)と抑えるポイントは?」でした。

上述した内容を少しでも多く学んで少しでもお得にリフォームを行いたいものですね!