エアコンのリフォーム交換のタイミングで電気料金が安く抑えられる省エネタイプのものに交換を検討される方は多いですよね。
特に6月から大手電力会社の多くが電気料金を値上げしたこともありその動きは高まりを見せているようです。
さてそんな電気料金ですがこれから夏本番!
一日中冷房をつけっぱなしにする日も多くなります。
そこで気になるのが「値上げ後に1日中エアコンをつけっぱなしにして冷房をかけていた場合その電気料金はいくらくらいになるのか?」ということ。
以下「電気料金値上げでエアコンを一日中つけっぱなしたら電気料金はいくら?」としてまとめていきます。
エアコン一日中つけっぱなしの場合の電気料金計算式
まずはエアコンを一日中つけっぱなしにした場合の電気料金の計算方法をみていきましょう!
その計算式はズバリ「1時間当たりの消費電力×1kwhの料金×24時間」で計算できます。
もっとも外気温や時間帯などの条件によって消費電力は一定ではありません。
そのため実際には計算通りとはいかないのですが大まかな目安となる電気料金はこの計算式で把握することができます。
ちなみにエアコンで冷房をつけた場合の1時間当たりの消費電力は大体0.42kwhとされているようです。
そこで本記事では「1時間当たりの消費電力=0.42kwh」として計算をしていきます。
電気料金値上げで各大手電力会社の1kwhの電気料金はいくら?
さて上述の電気料金の計算式「1時間当たりの消費電力×1kwhの料金×24時間」のなかで電力会社の電気料金値上げによって影響を受けるのが「1kwhの料金」の部分です。
では大手電力会社の値上げ後の1kwhの料金はいくらなのでしょうか?
以下まとめて紹介します!
・北海道電力・・・45.03円(値上げ前は35.34円)
・東北電力・・・39.41円(値上げ前は30.01円)
・北陸電力・・・37.63円(値上げ前は26.2円)
・中部電力・・・28.72円(値下げ前は30.01円)
・関西電力・・・26.27円(値下げ前は28.07円)
・東京電力・・・39.03円(値上げ前は30.88円)
・中国電力・・・39.74円(値上げ前は29.19円)
・四国電力・・・38.09円(値上げ前は29.45円)
・九州電力・・・26.6円(値下げ前は27.67円)
・沖縄電力・・・46.24円(値上げ前は30.98円)
電気料金値上げでエアコンを一日中つけっぱなしたら電気料金はいくら?
ではこの各電力会社の1kwhの電気料金を把握したところで実際にエアコンを一日中つけっぱなしにして冷房をかけた場合の電気料金を計算してみましょう!
仮に関東在住の場合はエアコンを一日中つけっぱなしにして冷房をかけた場合の電気料金は「0.42×39.03×24=約393円」ということになります。(値上げ前は1日約300円。約100円も電気料金が違うことになります!)
これが1月だとすると×30で約1万2千円・・・かなり高額な料金になってしまいますよね。
しかもこの額はあくまで「エアコンで一日中つけっぱなしにした場合の料金」。このほかにテレビなどの家電製品の使用料金も加わるとなると・・・想像しただけでゾッとしますよね(笑)
「電気料金値上げでエアコンを一日中つけっぱなしたら電気料金はいくら?」まとめ
以上「電気料金値上げでエアコンを一日中つけっぱなしたら電気料金はいくら?」でした。
今回の6月からの大手電力会社の新料金。
(実は値下げしたところもあるのですが)値上げした電力会社の値上げ幅を見るとどこも1kwh当たりの料金を10円ほど値上げしています。
そのためこのエリアにお住まいの方は一日中エアコンをつけっぱなしにして冷房をかける場合は金銭面で相当の覚悟が必要になりそうです。
こうやって改めてみると省エネタイプのエアコン交換リフォームの需要が高まっているのも納得といえますね。